家庭防災委員の研修報告(コロナ禍版)
町内会の家庭防災委員から、研修受講報告をいただきました。ご一読ください。
コロナ禍版
① 防火・地震・風水害
「防火」
・家庭の出火原因は台所のコンロが最多
・出火防止のポイントは、調理中はその場を絶対に離れないこと、離れるときは必ず火を消すこと
・増えてきているのは、携帯電話のメールなどの内容につい没頭して、コンロの火から目を離してしまうこと
「地震」「風水害」
・自宅の機能に問題なければ“自宅待機”することが重要になってくる
水・食料・衛生用品は1 週間程度、備蓄することが望ましい
・その他重要なこととして、自宅のトイレに問題がなくともその先の下水道に支障があり、使えないことが多い
その場合、自宅トイレも使用不可となるため、普段から災害時のトイレをどうするか、各家庭で
取り決めておくことが大切
一例として、各家庭のトイレに大きいゴミ袋を広げ、用を足すごとに専用の凝固剤を振りかける
方法を紹介していた
② スタンドパイプ式初期消火器具 取り扱い
「スタンドパイプ」とは、消火栓に接続して消火活動できる資機材のこと(移動可能で軽量化した
ホース・ノズルを積載)
木造家屋が多く、道幅が狭く、消防車が進入できない地域には、購入時に補助金が出るものの、
青葉区は該当する地域はあまりないとのこと
③ 救急
現在はコロナ感染対策で、救急隊員の方も顔を近づけての呼吸音の確認や人工呼吸は行っていない
AED 使用の前の心臓マッサージが重要となる
肋骨の骨折が心配なあまり心臓マッサージをためらってしまうケースがあるが、恐れずに行ってくださいとのこと
家庭防災員研修 (PDF)