4月12日(水)「ゆっくり散歩の会」は、古代から中世、現代までの旧跡を巡る散歩に行って来ました。市ヶ尾、鉄町、みたけ台の現在も残っている古墳、古道を忠実に辿りながら、古墳、古道、文学碑を訪ねて、ゆっくり・ぶらりと歩きました。
今回の行程は、市ヶ尾横穴墓群を出発し、竹の下辻→稲荷前古墳群→佐藤春夫文学碑 →寒念橋(宮前橋)→祥泉院迄約4キロメートルです。
内容は・・・・・
・市ヶ尾横穴墓群は7世紀頃の墳墓で全20基。都筑郡衙の大領、小領、主政が埋葬されたと思われます?
・竹の下辻は古代の矢倉沢往還と日野往還の交差点で交通の要衝
・稲荷前古墳群の16号墳は4世紀頃(本古墳群最古)の前方後方墳で全長38m、高さ4m、幅16.5m。埋葬者は古代の都筑地方の酋長・豪族?
・佐藤春夫は大正5年から同9年まで旧中里村鉄に移住し過ごした。付近に文学碑「田園の憂鬱由縁の地」が建立されている
・寒念橋は谷本川にて寒中に念仏修行した処
・祥泉院は観音菩薩の由来と万葉歌碑「防人の歌の歌碑」が建立されている
途中、おしゃべりをしながら休憩、軽食、見学をして、本日の目標地点の祥泉院で参加者全員が健康寿命が延び、幸せに暮らせる様に祈願をして、全員元気で無事に帰って来ました。
次回は皇居東御苑です。予定は5月9日(火)
現在の会員は12名です。近隣の隠れた名所を知る良い機会です。
入会希望者は町内会館、まちなかクラブに設置の入会申込書又は本会員へ連絡してください。
・16号墳頂上拝所 左下に17号方墳を望む

・稲荷前16号墳 前方後方墳

・佐藤春夫文学碑 (田園の憂鬱)

・祥泉院 防人の万葉歌碑

・祥泉院観音堂
